社長ブログ

BMWの4種類の駆動方式について!それぞれの特徴を解説

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早速ですが、あなたが乗っている・検討している車の駆動方式は何ですか?
駆動方式によって車の特性が変わります。

この記事では駆動方式の違いとメリットを比較しています。

備忘録として、まとめておきます。
なおBMWの公式HPを参考にしています。

BMWの特徴

BMWは、スポーティーな走りが特徴です。

ドライビングの楽しさを追求し続ける中で、様々な駆動方式を採用し、それぞれの車両に最適な技術を提供しています。

故に駆動方式もRWD(FR)が多く採用されていますが、中には広い社内空間を確保するためにFWD(FF)を採用したモデルもあります。近年ではモーターを使用した電動駆動システムも登場しており、非常にややこしいです^_^

またシリーズによっては年式によって駆動方式が混在するモデルですので注意が必要です。

BMWの駆動方式とは

そもそもBMWみはどのような駆動方式があるのでしょうか?

  • リアホイールドライブ (FRまたはRWD)
  • フロントホイールドライブ (FFまたはFWD)
  • 四輪駆動 (4WDまたはxDrive)
  • 電動駆動システム (eDrive)

上記の4つが現在BMWが採用している駆動方式です。
それぞれの特徴を解説していきます!

リアホイールドライブ (FRまたはRWD)

BMWのブランドアイデンティティを象徴するのがリアホイールドライブ(RWD)です。RWDは、車両の前部にエンジンを搭載し、後輪に駆動力を伝える方式です。この方式は、前後の重量配分がバランスよく、ハンドリングが安定しているため、スポーツカーや高性能車に特に適しています。BMWは「駆けぬける歓び」というスローガンのもと、ドライバーに操る楽しさを提供するために、RWDを長年にわたり採用してきました。

RWDのメリット

  • ハンドリングの向上: 前後の重量配分が均等に近くなるため、コーナリング時のバランスが良く、操縦性が高い。
  • 高出力対応: 後輪にのみ駆動力を伝えるため、高出力エンジンでもトラクションを確保しやすい。
  • ドライビングプレジャー: ドライバーが車を操作している感覚がダイレクトに伝わり、運転の楽しさが向上する。

フロントホイールドライブ (FFまたはFWD)

BMWは伝統的にRWDを主力としていますが、最近ではフロントホイールドライブ(FWD)も採用するようになりました。FWDはエンジンの力を前輪に伝える方式で、特にコンパクトカーや都市向けのモデルに適しています。BMWの1シリーズ(F40)や2シリーズアクティブツアラーなどがこのFWDを採用しています。

FWDのメリット

  • スペース効率: エンジンとトランスミッションが前輪近くに配置されるため、車内空間が広く取れる。
  • 製造コストの削減: シンプルな設計が可能で、コストパフォーマンスが高い。
  • 安定した走行性能: 雪道や雨天時など、前輪駆動の方がトラクションがかかりやすく、安定した走行が可能。

四輪駆動 (xDrive)

BMWのxDriveシステムは、四輪駆動(AWD)を採用した高度な技術です。xDriveは、通常はRWDのように後輪に駆動力を伝えますが、状況に応じて前輪にも駆動力を配分し、最適なトラクションを確保します。これにより、悪天候やオフロードなど、様々な路面条件での安定性と走行性能が向上します。

xDriveの特徴

  • 自動トルク配分: 路面状況や車両の動きを常に監視し、瞬時に前後輪へのトルク配分を調整することで、最高のトラクションを提供。
  • 安全性の向上: 雨や雪、氷など滑りやすい路面でも、車両が安定して走行できる。
  • パフォーマンスの向上: 高速走行時やコーナリング時にも、安定した走行が可能で、スポーティなドライビングを楽しめる。

電動駆動システム (eDrive)

近年、BMWは電動化にも力を入れており、電動駆動システム「eDrive」を開発しました。eDriveは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHEV)に採用され、ゼロエミッション走行や燃費の向上を実現しています。BMW i3やi8、そして最新のi4やiXがこのeDriveシステムを搭載しています。

eDriveの特徴

  • 環境への配慮: CO2排出量を削減し、持続可能なモビリティを実現。
  • 静粛性: モーター駆動のため、非常に静かな走行が可能。
  • 瞬時のトルク: モーターの特性により、加速が滑らかで力強い。

2シリーズにはRWDとFWDが混在する!?

RWDとFWDには上記の通りそれぞれメリットがあり、現行モデルの1、2シリーズはFWDがメインで採用されています。しかし2シリーズクーペは特別扱いです。

このご時世にあの小さなクーペを選択する人種は車好きしかいないでしょう!
という事でドライビングプレジャーを追求するBMWは、2シリーズクーペにはRWDを採用しています。

スポーツ走行を楽しめ!というメーカーからのメッセージと私はとらえました。

これから購入を考えていらっしゃる方は、一度ご試乗された方が良いかと^ ^

FWDのBMWはスポーツ走行出来ないのか?

そんな事ありません
なぜか?

それはARB(タイヤスリップ・コントロール・システム)というシステムによって制御されているからです。
1シリーズ(F40)に導入された新技術です。

前輪駆動でありながら後輪駆動車と同じ走行性能が発揮できるようにするためのホイールの空転を制限するテクノロジーです。
路面が濡れた状態での発進時やコーナーリング時、走行中にトラクションを大幅に改善する効果があります。
ホイールが空転しているときの信号をホイールからエンジン・コントロール・ユニットに直接送信します。
標準的なシステムと比較してARBは3倍も速く反応でき、結果としてドライバーはホイールの空転が最大10倍も速く制御されているように感じます。
前輪駆動車特有のコーナリング時に車両が外側に膨らんでしまう現象(アンダー・ステア)を大幅に抑制し、俊敏な走りを実現します。
ぜひ、駆けぬける歓びをご体感ください。

ニコルBMWさんより引用

要はRWDっぽく制御してくれます。

まとめ

BMWの駆動方式は、伝統的なRWDから最新のeDriveまで、多岐にわたる技術が組み合わされています。
それぞれの車の駆動方式を知るとさらに車が楽しくなりますね。

車両の用途や目的に応じて最適化されているので、ドライバーにとって最高の走行体験を提供してくれる事でしょう。

ではみなさん、今後もBMWを楽しんでいきましょう

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